チョコエッグ動物園閉園のお知らせ いや、単に名前を変えるだけなんですが。
 − あるいは、食玩はどこへいく −

 2000年11月に開園した 「チョコエッグ動物園」 ですが、この度いったん閉園とし、いずれ整理統合して新たな動物園として再構築していきたいと思います。
 まーまるっきり更新できていないというのが第一の理由の一つですが、なんと言っても開園当初に比べると 「チョコエッグ」 に代表された食玩の状況が、まったく変わってきたことが最大の理由です。

 いま、故意に 「チョコエッグ」 に代表された、と過去形を使いました。
 海洋堂さんがフィギュアを製作し、フルタ製菓さんがチョコにくるんだ形で発売した 「チョコエッグ」 は、低価格でリアルな動物フィギュア付きお菓子、というそれまでほとんど存在しなかった新たな世界を生み出し、その代表格として世の中に認知されるに至りました。 そんな中で、動物好きの私もその 「チョコエッグ」 を中心にしたページを作ってみました。当時、「食玩」イコール「チョコエッグ」と考えてもほとんど差し支えのない状況でした。

 それから1年半。まず、「チョコエッグ」以降いくつもの会社から様々な企画の食玩が登場し、「食玩」イコール「チョコエッグ」という状況では、すでになくなっています(無論代表格の一つ、には違いありませんが)。さらにはその形も、典型的なお菓子とくっついた食玩の他に、いわゆるボトルキャップ、ガシャポン、さらには本とくっついてみたりと、様々に分化しています。
 そして、これも皆さんご存知のことと思いますが、こうした状況を生み出すきっかけとなった海洋堂さんとフルタ製菓さんの提携が、2002年春に終了しました。 この辺りの経緯はkaiyodo.netさんのHPで詳しく紹介されています。 なお、こういうのは当事者の一方だけの情報では不公平になると思うのでフルタさんのとこも見てみたのですが、私の見落としでなければまったく触れられてませんでしたね。 こうなると 「じゃあやっぱりあちらさんに書いてある通りなのかしらん?」 と思ってしまうので、肯定にしろ否定にしろちゃんと言うべきことは言わなきゃならんな、と思った次第。(もし見落としてたらごめんなさい)
 「チョコエッグ」という名前はフルタ製菓さんの方に残るものの、「チョコエッグ」本体と呼んでも差し支えないでしょう、中身のフィギュアは海洋堂さんとタカラさんが別の名前で新たに発売することになりました。 ここに至り、「チョコエッグ」 の名前と本体が分離してしまったわけですね。

 そんなわけで、今後は特定の商品名を掲げることなく、ミニチュア動物一般を分け隔てなく取り上げるようなスタイルを模索していきたいと考えております。
 さて、これからしばらくは今回の閉園に伴い「食玩」についていろいろ考えたことを追加していきたいと思います。