その5.カランビン編
Rainbow Lorikeet Trichoglossus haematodus こういう派手な鳥が当たり前のように飛び交ってるところが、さすが外国。 |
ゴールドコースト2日目は、カランビン Currumbin にある野鳥園 Currumbin Wildlife Sanctuary へ。
昨日確認したバス停へ向かう途中、街中を当たり前のように飛び交うインコを撮影。
しばし待つと10分ぐらい早く目的のバスが到着、運転手さんに野鳥園へ行きたい、と言うと、二人で13A$でした。
約40分でいよいよカランビンへ到着。 すると後ろに座ってたおじさんが、バード・サンクチュアリへ行くのか? みたいなことを訊いてきて、あっちだよ、と教えてくれました。
また運転手のおじさんも帰りのバス停はあそこ、と指し示してくれました。
皆さんとても親切です〜。
野鳥園入り口ではどこから来た、と訊かれて
「フロム・ジャパン」 と答えると、日本語パンフをくれました。
ここの名物らしいロリキート Lorikeet の餌付けがすでに始まっており、無数のインコがおじさんに襲いかかって群がっています。 おじさんがミルクの入った皿を何気にひょいと渡してくれるのだけど、次の瞬間、その皿めがけてロリキートが見境なく殺到! 鳥の重さに皿が傾くとミルクがこぼれ、カメラにちょっとかかったりしていささか危なっかしい。
おまけに腕に食い込む爪が痛いってばさ。 手首に爪あとのくぼみがしばらく残ってましたがな。
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続いて近くにあったコアラ抱っこへ。 ここのコアラはケアンズのチビちゃんより抱かれ慣れているようでした。
名前を訊いてみると 「プリコロウ」とのこと。
何語かな〜、と思いましたが、それ以上は訊く勇気が出ず
(笑)。
水鳥餌付けではでかいペリカンが面白かったですね〜。
左下の写真には、ペリカンに向かって投げられた魚が写ってます。
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Australian Pelican Pelecanus conspicillatus |
Australian Magpie Gymnorhima tibicen |
タスマニアデビル。 名前に似合わず、ぱっと見かなり可愛い♪ |
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フライト・バード・ショーの出演鳥。 飛んでる姿はさすがによく撮れませんでした。 |
さてお昼ご飯、と園内の売店へ。 ここのテーブルの下では、ドバトの代わりにトカゲがおこぼれを狙ってうろついています(笑)。
手っ取り早くサンドイッチとすることにして、メニューにもある
「チキン」 を頼むと、チキンにも種類があるらしい。
どう違うのか困ってると、店員さんが親切にもその3種類を取り出して並べてくれまして、あ、これを、と指さし注文(笑)。
もうそろそろ撤収時かねー、と言いつつも名残を惜しみながら山の手をうろついていると、目の前の草むらに、まるでどさっと落ちるように大きめの鳥が出現。……げげっ、これは……かの有名なワライカワセミではないか!? で大慌てで撮影モードに突入。
後から聞くところによると、びっくりするほど珍しいというわけでもないようですが。
それでも限られた滞在期間中に出会えるというのは、喜ばしい限りです。
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Laughing Kookaburra Dacelo novaeguineae 有名なワライカワセミ。残念ながら声は聞けませんでしたが(^^) |
テーブルの下でおこぼれを待って、じっとたたずむトカゲ。彼女はなぜだか鳥よりトカゲがお気に召した模様。 |
思わぬ収穫に満足し、出口付近の売店へ。
売店は意外と品物の数も質も良く、いろんな人のおみやげをここで買い込みました。
また鳥を中心にいろんな動物写真の載ったパンフ
(4ドル95セント) も購入。 ここの売店は今回の旅行全体の中でもいちばん良く、お勧めです。
さて帰りのバス……時間だけど来ない。 一緒に待ってた現地の人も文句言ってたようだけど、30分ぐらいは遅れてやっと到着。
どうもここらのバスの時間はいいかげんなのかしらん……。
やっと来たバスに乗り込んでうとうとしてると、彼女がいつの間にやら英語で誰かと話してる。
前の席にいたアメリカ人男性が話しかけてきたそうで、あまり分からないながらも相づちをうって加わってみたり(笑)。
やがて男性が 「○○ホテルに泊まってるの?」
と確認し、それなら通り過ぎたよ、と教えてくれました。 でぇーっ! お礼を言いながらも次のバス停で大慌てで飛び降り、場所を確認。
どうやら行きとは一本違う通りを通ったため、○○ホテルは通りの左側に出現するものと思ってた私らは、右側にあったホテルを見過ごしたようでした(笑)。
夕食はホテル一階のレストランへ。 とても良い感じのお店で、シーフードスパゲティを堪能。
食事中ふと外を見ると、店のすぐ前でホテルやレストランの関係者らしい人たちが何やら慌ただしく行き来していました。
やがて救急車までやって来て、しかもホテル関係者らしい人が、道行く日本人っぽい通行人を呼び止めて何か訊いているような……。
食べ終えた後、ホテル1階の売店をのぞいていると、日本人らしいおじさん二人がやって来て、日本語で
「何とかなりました、ありがとう」 みたいなことを店員さんに言っていました。
そこで店員さんに 「何があったんですか?」
と訊いてみると、どうやらさっきの事件は日本人が倒れて、あのホテル関係者さんは英語と日本語が分かる人を捜していたらしい。
そこで、この店員さんが対応されたそうです。
日本語が流暢だったけど、訊いてみるとこの店員さんは韓国の方でした。
うーむ、すごい。
最初ゴールドコーストに来た時は、金持ち優遇のブルジョワ都市と聞いてどうだろうな〜、と思ったのですが、親切な人や丁寧な人に多く出会えまして、二人とも今回行った3ヶ所の中ではいちばんお気に入りの場所になりましたです。